月夜の∞装飾品ピラミッド

　前々回作成した、無限大モチーフの装飾品を、月をバックに配置して見ました。


　光線源は贅沢に3個使っています。

• 1個目は、背景に見えている、月をイメージした光線源です。
• ピラミッドから手前側に細長く伸びる影を作り出しています。
• 2個目は、ピラミッド頂点の装飾品自体が光線源です。
• この1個だけ、有限距離に有限の大きさで配置してあるため、地面にぼんやりと柔らかな影(半影)を落としています。
• 3個目は、視点の後ろ側から、ピラミッドを照らす光線源です。
• これが、ピラミッド全体を明るく照らしています。
• 影は、ピラミッドの向こう側に落ちているので、はっきりとは見えていません。

　光線源が増えると、その分、影処理と言って、影を落とすかどうかの判定処理が増えるため、レイトレーシング時間が増大します。しかも、今回は、半影を表現するため、パスレイトレーシングを実行しているため、輪をかけて計算時間が増大する要因となっています。

　それでも、物体数は少なく、レイトレーシングデータとしては軽めなので、現実的な計算時間で済みました。

　以下、完成した動画でご確認ください。

完成データ

　完成したデータをリンクしておきます。

　１）でレイトレーシングを実行します。

　完成した動画を以下にリンクしておきます。



　∞装飾品の使い回し、第二弾でした……。第一弾は、こちら。