3年前にデザインしたジャックオランタンのモデル(下図)を使って、季節物のデータを作成してみました。
上図モデルを使って今回作成したシーンは、お立ち台に上がった5個のジャックオランタンが前後に揺れています。
各ジャックオランタンの内部にはロウソクに見立てた局所光線源が入っていて、ロウソクの炎に似た1/fゆらぎ乱数列で瞬いています。
ジャックオランタンが合計5個、円周上に配置されているので、光線源の数も5個あって、複雑に照明され、お互いを照らしています。
光が当たらずに影となっても、内部には局所光線源が有って光っているので、目や口などの開口部からは不気味に橙色の光が漏れている、という光景です。
ロウソクの炎のエミュレーション(1/fゆらぎ乱数列)など、データの解説は以下記事を参照して見てください。
「ジャックオランタン」
複雑に照明された映像は、是非、以下動画でご確認ください。
完成したデータをリンクしておきます。
| １） | Xi-TRACEデータ | halloween.xitr |
| ２） | 1/fゆらぎ乱数列データ | led_candle.txt |
１）でレイトレーシングを実行します。２）は、１）から読み込んで使用している、1/fゆらぎ乱数列データです。１）と同じディレクトリに置いておかないとエラーになります。
分散レイトレーシングを有効にして、少しでもリアルな照明にしようと試みたのですが、光線源が5個もあって計算時間が馬鹿にならないため、泣く泣く分散数を減らして計算しました（１・〜；）。マシンパワーに自信のある方は、分散数を増やしてレンダリングして見てください。
