================================================================ 【ソ フ ト名】 sPeach ver.1.26(R15) テキスト読み上げツール 【ファイル名】　SPEACR15.exe 【著作権 者】　1YEN Toru 【対応 環境】　Windows 10 / 8.1 / 8 【リリース日】　2022/08/28 【作成 方法】　インストーラ(CreateInstall Free) 【ｿﾌﾄｳｪｱ種別】　シェアウェア(660円税込) 【シェアレジ】　SR408160　（ベクターのサービスです） 【転載 条件】 転載を希望される方は、事前に作者宛にメール必要 【連　絡　先】 ichien.toru@nifty.ne.jp ================================================================ 【ソフト紹介】 　sPeachは、Microsoftの音声合成エンジンを使って、テキストデータ を読み上げるためのツールです。sPeachはspeech+speakの造語です。 　Microsoftの音声合成エンジン(の日本語版)がインストールされてい ない環境では、読み上げ実行できませんが、Windows 8以降であれば、 標準でインストールされていますので、テキストデータを日本語で読み 上げることができます。 　Windowsの音声合成エンジンは中々強力で、そのままでもほぼ、聞い ていられるのですが、時々、耳に触る読み間違いがあるため、sPeachの 独自辞書(読み替え辞書)を作って、細かい読み間違いを訂正することが できます。 　読み替え辞書には、普通に一対一に対応する「見出し語」→「置換文 字列」形式の他、見出し語に当たる部分に正規表現の様なパタンを指定 可能な「見出しパタン」→「置換文字列」形式が使用可能です。 　sPeachはシェアウェアです。シェアウェア登録されなくてもsPeachの 機能は完全で、1ヶ月を目安として暫定的にsPeachを試用することがで きます。試用期間を越えて利用する場合は、同梱のドキュメントに従っ て、作者まで送金して下さい。 ※送金する前に、必ず試用してください。 ================================================================ 【sPeach R13→R15の主な変更点】 1)　unicode(UTF-8)の濁点・半濁点処理を追加 　unicode(UTF-8)の濁点(゙)と半濁点(゚)が、適応可能な ひらがな・カタカナに付いていた場合、対応する文字に置き換えるよう にしました。 　対象は、「か行、さ行、た行、は行＋゙」と、「は行＋ ゚」、そのカタカナ、「ウ＋゙」です。 　例）「が」 → 「が」 2)　英語文字列に対する辞書変換 　読み上げ言語が「英語」だった場合、日本語を含まない文章中に現れ た単語を辞書変換した結果、置換文字列中に日本語が含まれていると、 英語文中に日本語が含まれてしまって、英語の読み上げに支障が出てし まいます。 　このような置換が起きないように、読み上げ言語が「英語」だった場 合、置換文字列に日本語文字を含んでいる項目は、置換対象辞書から除 外する動作としました。 ================================================================ 【sPeachの活躍シーン】 　メール、ニュース、小説、ブログ、論文、等、テキストデータの読み 上げに使います。日常生活の色々な場所で、日本語のテキストデータを 読む機会があるのではないでしょうか？そのようなシーンにsPeachは、 テキストデータの読み上げをすることで、お手伝いをいたします。 　ご使用PCの裏でsPeachに読み上げさせて、表では別な作業ができるな んて、素敵じゃありませんか？時間が有効に使えます。とはいっても、 実際にやってみると、裏で読み上げさせるのはいいんだけど、どうして も、表に集中してしまって、意外と聞いていないのですが……。 　WAVファイルへの書き出し(エクスポート)が可能なので、出先でMP3プ レーヤ等を使って聞くこともできます。 　作者のお勧めは、前述のようなデータを読み上げさせながら、その読 み上げ中の文章を黙読する使い方です。sPeachに読み上げさせながらそ の文章を黙読すると、情報が目と耳から入ってきて、しっかり頭に入り ます。長い文章を見てうんざりして、「読みたくないなぁ、でも読まな いと先に進まないし」みたいな時にも、読み上げさせながら黙読すると、 意外とあっさり読めてしまったりします。 　お勧めです。 ================================================================ 【sPeachの主な特徴】 1)　テキストを読み上げる 　Windows 8以降に標準搭載のMicrosoft音声合成エンジン(Speech API、 SAPI)を使って、テキストデータを読み上げます。 2)　読み替え辞書を構築可能 　普通に一対一に対応する「見出し語」→「置換文字列」形式の他、見 出し語に当たる部分に正規表現の様なパタンを指定可能な「見出しパタ ン」→「置換文字列」形式が使用可能です。 　パタンには、正規表現に似た、以下のようなパタンが使用可能です。 ・[文字列]：[]内のいずれかの文字にマッチ ・ピリオド(.)：任意の1文字にマッチ ・文字：特定の文字にマッチ ・^：文字列の先頭にマッチ ・$：文字列の末尾にマッチ ・*：直前文字の任意回数(0回以上)繰り返しにマッチ ・+：直前文字の任意回数(1回以上)繰り返しにマッチ ・?：直前文字の0〜1回繰り返しにマッチ ・()：()内の文字列を記憶し、\1〜\9で参照する 　例えば、数値の後の「話」を「ワ」と発音させたい時は、以下の様な 辞書を登録します。 　　見出しパタン　　置換文字列 　　([0-9]+)話　　　\1ワ 　詳しくは、マニュアルをご確認ください。 　sPeachには、サンプルの辞書が付属していません。最適な読み替えは、 使用者(環境)毎に異なるからです。テキストデータを読み上げさせる中 で、読み間違いを発見したら、その都度、sPeachの辞書に登録すること で調整し、あなたに最適な辞書を作り上げてください。 3)　読み上げ中にテキスト貼り付け 　読み上げ中にも、クリップボードからのテキスト貼り付けが可能です。 　ニュースなどをチェックする場合には、まず、気になった記事をコ ピー＆ペーストして、読み上げ開始。読み上げられるニュースに耳を傾 けつつ、次のトピックを物色、また気になったニュースをコピー＆ペー スト。 　バッファにテキストデータが残っている限り、読み上げを続けるので、 ノンストップで次々とニュースを読み続けてくれます。 4)　WAV出力 　テキストの読み上げをWAVファイルに出力することが可能です。MP3プ レーヤやスマホなどに転送して、出先で聞くことができます。 　また、他の変換ソフト等を使えば、AVI,WMA,MP3などの形式に変換し たり、編集することも可能になります。 5)　AVI/WAV統合 　sPeachに喋らせた音声を、ナレーションなどとして使用できるように、 以下の様な一連のAVI／WAVファイルの操作ができるようになっています。 　　元の動画ファイル(AVI)から音声をWAVファイルに抽出 　　　　↓ 　　元の音声／ナレーション／BGM等、複数のWAVファイルをミキシング 　　　　↓ 　　元の映像(AVI)とミキシング後の音声(WAV)を統合 ================================================================