「牛歩」というと牛🐄が歩くかの如く、遅く歩く様を指す言葉ですが、今回は単に、「牛」が「歩いている」だけの事です。
今回の牛さんたちは、「3Dドット絵」で使ったMagicaVoxelというソフトウェアで作った牛さんにナノブロック風なモデリングを施してみたものです。
MagicaVoxelで牛さんが歩く様子をアニメーション出来るようにモデリングしてあるので、てくてく歩きます。
牛さんと言えば、来年(2021年)の干支なのですが、その子たちがてくてく歩いて描き出すのは、今年(2020年)の漢字に選ばれた「密」です。
クロースアップで歩く牛さんたちには、ちゃんとナノブロックを使っていますが、全体像に引いて文字を描き出す時には、ただの立方体に切り替えてデータ数削減と処理の高速化を図っています(↓)。
物体数が圧倒的に減るので演算時間の短縮になるばかりか、物体を定義するための処理時間も短縮できるので、大きいです。
3Dオブジェクトで「牛」をモデリングしようとすると、結構センスもいるし大変なのですが、この程度のドット絵だと、楽にモデリングできて良い感じです。
完成したデータをリンクしておきます。
| １） | Xi-TRACEデータ | cow_walk.xitr |
| ２） |
3Dドット絵データ (歩くアニメーションに3枚使用) |
cow_walk_0.ply |
| cow_walk_1.ply | ||
| cow_walk_3.ply | ||
| ３） | マッピングデータ | cow_walk_grnd.jpg |
| ４） | 牛の配置座標データ | cow_walk_calc_pos.txt |
| ５） | 座標データ生成スクリプト | cow_walk_calc_pos.xitr |
１）でレイトレーシングを実行します。２）〜４）は、レイトレーシング実行用のデータです。１）と同じディレクトリに置いてください。
５）は、４）を生成するためのスクリプトです。４）をそのまま使う場合には必要ありません。牛さんたちが描く牛文字を変更する時に使います。
今年(2020年)の漢字は「密」でした。言われてみれば、確かにそんな一年でしたね……。
