メッセージの伝え方についての1つの選択肢です。
単に、画面にメッセージを表示することから始まって、テロップのように文字列を流しながら伝える方法もあります。
重要な情報は、文字を大きくしたり、目立つ色に設定したり工夫する場合もあります。
メッセージを流すテロップを除くと、一目ですべての情報にアクセスできます。
今回作るのは、文字をいつもの様に立体化して、1文字づつ縦に並べます。並べたら、手前から縦に並べた文字を貫く様に視点を移動して行きます。奥の文字は手前の文字に見え隠れしているので、だんだん文字を通り抜けて行かない限り、次の文字を見ることはできません。
1文字1文字読み進めて行って、最後の文字まで読み切ると、漸くメッセージを読み取ることができます。
パッと見てもメッセージの全容はつかめず、集中して各文字を読み取って行かないと、メッセージ全体がつかめないので、単に、画面に表示するだけの方法より、注意を引くことができます。
最後にリンクするレイトレーシングデータの先頭付近にある以下のマクロに、伝えたいメッセージを設定して、レイトレーシングするだけです。
macro str=" こんにちは、世界";
メッセージの文字列がどんな長さでも、アニメーション時間丸々全部を使って、全ての文字列を通り抜ける様になっています。以下の記述に於いてフレーム数(12*fps)を制御し、全体を通り抜ける時間を決めることができます。
var fn_ptn=1; // アニメーションパート数
varray fn_pt:1,#(fn_ptn)=12*fps; // アニメーションパート毎のフレーム数
長いメッセージは、それなりに長い時間を掛けないと読み取れませんので、うまく調整してください。
完成したデータをリンクしておきます。
| １） | Xi-TRACEデータ | message_3d.xitr |
１）でレイトレーシングを実行します。
完成した動画を以下にリンクしておきます。
何らかの告知とか、愛の告白、日々の感謝の言葉など、伝えてみるのはいかがでしょうか？
